木造|建築家の設計事例

『御手洗ミュージアム構想』で取り組んだ基礎調査を経て、まず必要とされた「宿泊事業」の受け口として、大正時代に建設された趣ある病院が新たにゲストハウスとして改修された。

高低差のある敷地で、敷地の前に大きく広がる桜並木をどう取り入れるか。またオフシーズンの季節をどう楽しむかということでした。

軒下の空間を広く深く確保し、軒先に外付けブラインドを取り付けることで生まれる、外と中をつなぐ中間的な空間【外廊下】が、プライバシーや陽射しや風の通りを緩やかに調整してくれる、ゆったりとした住宅です。

 座席に座れば全てに手が届くミニクーパーのように、小さなボディーに機能がコンパクトにつまった住宅です。

 廊下をなくして面積を節約し、室内にガラスを多用することで狭さを感じないインテリアとしました。

中古で購入する家をライフスタイルに合わせてリノベーション。和紙・無垢板材や自然塗料をメインに仕上げています。

通行量の多い道路からの景観が、工事前と大きく変わらないよう、ボリューム・素材等に配慮した。
「劇的」に変えることよりも、長い間受け継がれてきた地域の風景を継承することを重視した。

真言宗の聖地である和歌山県の高野山。
世界遺産にもなっていますが、宗教の地であるという事情から宿坊以外に宿泊施設が存在せず、宿泊体験も含めた滞在を魅力的にすることで、たくさんの人に高野山に訪れて欲しいというのがオーナーの要望でした。
 

土地探しからお手伝いしたのですが、古家付の手ごろな土地を見つけることが出来ました。

柱は桧、梁は米松、床に杉板を使い真壁にしました。
主寝室の奥に書斎がある以外はごくごく普通の間取りです。

安八町の田園風景の中に建つ木造2階建住宅です。

ルーバーに囲まれたプライベートな水盤は、アイストップとして生活に刺激と癒しを与えてくれます。

リビングは2階の寝室と吹抜けでつながり、ダイニングの天井は寝室の床とつながっています。

伝統的な方法をつかい木をふんだんに使いました。

2世帯ではなく母屋の横につくりました。
プライベートを確保しつつ、会話のできる配置としました。

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