建築家の設計事例

細長敷地(6mx22m)であることを生かして3つの庭をつくりました。前庭、中庭、裏庭(緑道側)を配置し、この庭に向かって大きな開口を設け、光と風が通り抜け、緑を感じる開放的な二世帯住宅となるようにしました。

建て替え前の住まいに習い、田の字型に和室が配置された四つ間の生活を踏襲する事、構造材の再利用、木製建具の再利用と言った設計条件を受け、食機能及び設備機能を付加した結果生まれた住まいです。

埼玉県加須市にて不動産業を営む事務所を兼ねる若い夫婦の住宅である。
 
田園地帯に近い敷地は幅員22mの広い道路に接し、整形で十分な面積をもつ。

桜を眺められるようにしたいが人から中を見られたくないとのことだったので窓の位置を高くした。収納が多く欲しいとのことだったのでデザインに収納を取り入れた空間とした。

新築ですか?と念をおされたら成功!とお施主様の希望を叶える工夫を内外部に施しました。壁は珪藻土を使用し健康にも留意。家族皆で壁塗りをし家創りを楽しみました。

諸事情により移転を余儀なくされ、不安なスタートだった。地域密着の歯科医院をモットーに新しい患者さんにも親しまれる清潔感のある建物を希望した。

道路面からセットバックするなどして天空率で容積をUP、高さを確保した点です

『水のゆらぎ』『香り』『オートBGM』など5感に訴える仕掛けを生活空間の中に組み込んでいます。

玄関をあえて広くすることで、全体を広く感じるようにした。
2階は無垢の栗フローリングで床暖房など。
3階は15㎝角の太い梁をつかうことで、木を隠さずに見せるようにした。
屋上をつくり、そこから3階の部屋には採光をとった。

古民家を思わせる雰囲気の和モダン住宅。建築主の要望は家中どこでも楽しくお酒が呑める家。
床の隠し囲炉裏は移動し2m角(造作)のテーブルにも設置できる。古建具を利用するなどこだわりの家。

元々間知石擁壁の台状敷地に建つオーナー住宅含むアパートの建替えで、当初は一般的な共同住宅で計画してましたが、金融機関との打合せからより良い収支計画として重層長屋の形式になった建物です。

閑静な住宅地に建つガレージハウス。
長期優良住宅で耐震等級3仕様である。
高台という敷地の特徴を活かし、中2階に大容量収納も採用。
またペット(猫)対応の遊び心も垣間見える楽しい家ができた。

既存の建物に使用されていた建具を外壁 母屋とは別に、団体客の利用が可能な空間として用いています。黒く塗ることにより、元々持っていた建具としての機能を無にすることで、外壁として馴染むように操作しました。

長年住まわれている場所であり、ご近所の方とゆっくり話すことが出来るようにベンチと小さい庭を設けた交流スペースを玄関脇に計画しました。ホームエレベーターを設けて、親世帯は3階のワンフロアで生活できるようにし、工房も同じ階に計画。

南側に隣家が接し南北が6.7mの狭隘な敷地に日当たりや明るさと風通しをいかに確保するか、団塊世代のご夫婦がいかに今後長く住めるかを突き詰めた住まいです。

十数年ぶりの電話からスタートしたプロジェクトです。
人生の再出発をスタートするにあたり、ご夫婦が趣味を楽しむための家をとのことでした。

ビルの建て替えによる老舗料亭の新装工事です。ビルのマスタープランによるEVコアの配置で、店舗平面が東西に分断されるため、それをどう解消し、使いやすいプランにするかで相当議論しました。結果的に、EVコア裏側をパントリーとして連続させることで快勝しました。

・畳の間の引き戸を開放することで、食堂、板の間、畳の間を一体的に利用することができ、合わせて28畳の大きな空間を計画しました。
・明るく開放的なキッチンユニットにつくり替え、ポットやミキサー、炊飯器等も収納できる造り付けの食器棚も併せて提案しました。

敷地の向かいには大きなマンションが有り、窓がこちらに向いています。
その視線を避ける為、道路側に窓は一切設ける必要のない間取りとして、プライバシーを保ってます

湧水町は、霧島連峰と九州山脈に挟まれた盆地で、中央を川内川が流れる豊かな田園地帯です。

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