建築家の設計事例

ただ綺麗にするリフォームでなく、住む方が望む形を考え造り出します。
当然のことながら、資金計画等も現場が進行する中で何度も調整を行います。
施工が見える現場を意識し、壁の仕上げなどは施主様と一緒に行いました。

外観は斬新だけど、ローコストが最大の条件でした。

その為、出来るだけ出入りの無いBOXとし、屋根と外壁の材料もガルバリウム鋼板し、内壁はシナ合板の目透かし張り。
床材はカナダ松の無垢材のフローリングをネット注文して材料支給とした。

初めて敷地を訪れた時、そこは新たに計画された新興住宅地の一角でまだチラホラとしか住宅が建っていませんでしたが、そのほとんどの住宅が建売かプレファブ住宅で、屋根の色の違いだけでかろうじて自分の家と分かる程度の同じような住宅が建ち並び、全く地域性を感じる事ができませんでした。

お子さんにアレルギーがあるので化学物質の使用は極力避け、自然素材を最大限活用しました。
塗料などもサンプルを取り寄せ、実験して反応を見てから決定しました。
寝具などを毎日陽に当てて干したいということでしたので、屋根付きのサンルームを設けてあります。

構造体はすべて製材を用い、4寸の柱と最大4.5mスパンの登り梁で構成されており、力強い架構をそのまま室内に現しています。大きな断熱サッシにはLow-eペアガラスを用い、高性能の断熱材と気密材を使用することで最新の省エネルギー基準に合致する断熱、気密、遮熱性能を確保しています。

コの字型の木造2階建て、一部平屋。1階に2世帯、2階に1世帯の3世帯住宅。コの字型には珍しい長期優良住宅取得。外壁は着色モルタルを使用。内装は全て無垢材を使用。断熱材は全てウレタンフォーム吹き付けとした高気密高断熱住宅。

東西南北、すべて良い景色なのでどちらを向くべきかに苦慮。
見る角度によって見え方が全然違う外観にすることで、地味でも目立つように。

ご夫婦とも手作りの好きな方です。
お店の家具もご主人の手作りです。
土地が傾斜地であったため、又一階を店舗にするという希望をかなえるため、一階はコンクリート構造とし、2階は純木造としました。
内装は出来るだけ木をふんだんに使い暖かな空間としました。

長期優良住宅・耐震等級3と、薪ストーブのある広いリビングを希望されていました。
合わせて、物をあまり出さず落ち着いた空間をとのことでしたので、小屋裏収納を充分に設け、仕上素材もシンプルで落ち着いたモノトーン系にしています。

新しい価値の創造・庭との共生

園児達だけでなく、その保護者達もが集いたくなるような、カフェのような空間に仕上げて欲しいとのご依頼でした。
素材やカラーリングに工夫を凝らし、居心地の良い大スパンの開放的な空間を実現致しました。

20年数年前に建てられた鉄骨造建物(階下は工場)の最上階の使っていないスペースの改装工事である。
コストと余条件からやり過ぎない、くどくないデザインを心がけた。ただ、使用材料には熟慮し、心地の良い雰囲気とその階の持つ雰囲気に合わせ自然材料を使った。

栃木県那須町に建つ、木造の別荘です。
一年の半分を過ごすことから、半別荘・半住宅のような用途です。
敷地の高低差を活用し、低い側にガレージとプレイスペース、中間領域にスロープ、最高部に居住スペースを配置しています。

こちらのサイトからご依頼をいただいた、2世帯で住まうためのスケルトンリフォーム物件です。

京都の木造長屋、または昔の木造校舎の雰囲気の落ち着く施設で各部屋からお庭の見える自分のお家に居るような施設としたいという要望がありコンペで優勝して完成した施設です。

マンションの一室を和室に改装したいというお話を戴きました。

高台にある家
展望のよい2階に居間、食堂、台所を配し、自然素材を多く使った。
工事価格を抑え、透明にするため分離発注方式とした。

大屋根の建物は中央付近が暗くなりがちなのですが、そこに天窓から自然光が差し込むインナーコートを設けることで、内部空間の中心としました。
仕上げには自然素材、特に地産材である西川材の杉を多用するとともに壁面はしっくいを使い、木の香あふれ清浄感漂う空間となっています。

東京都あきる野市にある週末住居住宅です。(環境共生型住居)
現在、施主であるご夫婦は東京都心近郊に住み、それぞれ職業をもっておられます。
週末の休みの日をこの武蔵野の自然の中で楽しみ、将来定年退職したらここに定住する計画です。

土木工事の擁壁と外壁兼用にするためRCを採用した。診療室の明るさを保つためにハイサイド窓を採用、
また診療科目が2科あるため受付と動線の工夫をした。

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