バリアフリー|建築家の設計事例

住宅地に住みながら、少し開放的に明るくすごしたい、という施主からの要望でした。
できるだけカーテンに頼らずに視界をコントロールできる方法を提案できればとの考えで、初回は南側に壁を配して小さな中庭を設けたプランを提示しました。

岐阜市の新興住宅地で、若い家族が多く住む地域であり、現在でも住宅建設が盛んに行われている場所を、選定されて見えましたので、即、購入することを進言しました。
フェリチタ様を拝見されておりましたので、私のデザインテイストが、お施主様に受け入れられることは安心していました。

・斜面地の切土・盛土、だったのですが、地盤の調査をして建物配置に注意して、地盤沈下に対応しました。
・外壁に、断熱性・経済性に優れた材料(無垢材で板厚のある杉板を使用)としました。

十数年ぶりの電話からスタートしたプロジェクトです。
人生の再出発をスタートするにあたり、ご夫婦が趣味を楽しむための家をとのことでした。

アトリエは20畳はある広さにしたい。今まで住んでいた愛着ある建物の材料を生かしたい、などの要望がありました。アトリエは吹き抜け的空間とし、住まいは、柱梁板、ふすま欄間などを再利用しました。

木造二階建ての住宅です。玄関を兼ねる土間を設け、ご家族のつながりの場としました。

耐震補強と同時に断熱補強をしました。
リビングから廊下へ欄間を明けたり、ガラス戸を使用したり、階段から光が落ちるようにしたり、
家の中央が日中でも明るくなるよう工夫を行いました。
間取りや、外観は親世帯のためにあまり変更はしないようにしました。

普通狂いの少ない集成材で行うピン構造を無垢材で行うこと、柱や梁を化粧材として使う真壁工法をピン構造で行うことは苦労しました。ピン構造のメーカーに真壁構造を理解してもらうのに時間を要し、全ての納まりをこちらで考え指導しました。

設計時に何度も何度も何度も、お客様と動線検討を行いました。
工事中にも、お客様と現地にて、目隠しや壁の高さなど検討し完成に至りました。

敷地は東、北、西を道路で囲まれているが、比較的広い敷地です。
東道路は交通量が多く、車の騒音が非常に気になります。
東側を駐車スペースとして空けることで、道路からの距離を確保しました。

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