木の家|建築家の設計事例

具体的には43条但し書き道路の認定をめぐって行政と見解が対立。一度は建て替えを諦めかけたが、数ヶ月をかけて行政と交渉し説得した。
北側に囲繞地(道路が無く建築できない土地)があり、当面は原っぱなので、そこにそびえている巨木を借景にさせてもらった。

この建物は南東角地で敷地条件がとても良く静かで落ち着いた所に建つ。
周辺も住宅が多いということで、マチに対して閉じず開かずの要望を満たすことを主に検討した。

土地から一緒に探してきてようやく出会えたその土地はコンパクトでありながら南側が大きく空いた豊かな光が特徴的で、狭小という事もあり、単調になりがちな空間において階段吹き抜けのを度の位置からも感じられる位置に配置することで縦に抜けをつくり、各階に光を落とし豊かにしている。

既存建物の離れは建築確認申請を取得していませんでした。
今回の増築工事を機に、既存離れを含めた全体として建築確認申請を取得しました。
現行の建築基準法に適合させることができたということは、古民家改修にとってはとても重要なことです。

一階を店舗として貸し2階、3階を住居として使用する比較的交通量の多い道路に面して歩道には歩行者も多い、周辺も割と密集しているエリアでの計画である。施主の要望は狭くても光の入る明るい家という事で構成はシンプルに設計し、階段介して光を取り込んだり道路側に出窓を設けたりする事で採光を確保した。

まず敷地の前には大きくて緑豊かな公園があり、面積も十分にある旗竿地。ここに小さな要素で構成された大きさ高さも異なる様々なハコを配置し、敷地の中に小さな家族のマチをつくることをテーマに建物を構成した。ズレによって生じる内外にできた隙間や空きは様々な用途で使われ個々の空間の質を変化させる。

ロフト寝室とワークスペースになっていてプライベートな空間です。
一階の高さを抑えてロフトの床と一階の床を近くしています。居間をスキップフロアにすることで、
一階〜居間は3段。居間〜ロフトは8段という少なさで移動することができます。

4畳半〜小さな丘
夫婦、幼い子供2人、犬、猫が暮らす住宅です。
敷地は北側に傾斜した段丘状の宅地造成地の一画で、
緑豊かな環境の中にあります。
既存敷地の高低差は駐車場の天井高を確保するには不十分であったため、

この建物のコンセプトは敷地全体に穴のあいた南勾配の大きな屋根をひらりと置き、穴のあいた部分を広場とし各要素を広場に接するよう配置した。そう、広場は子供たちにとって走り回る遊び場でもあり勉強部屋でもある。

一階、二階ともに区切っていた壁を解体し、大きなワンルームとして広い空間を確保した。一階の玄関土間スペースとLDKは成長する本棚にて、LDKとワークスペースは天井の高さで緩やかに分けた。二階は各個人のスペースを低い壁で曖昧に分けて、天井中央に白い穴を設けて個室全体を繋げる。

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