◇時代遅れにならないシンプルな外観形状と素材使用、秋のこないインテリア提案としました。◇子育て期から、将来の永住に備えた設備、バリアフリー対応としました。
敷地は田園住宅地で135坪の平坦地です。
依頼者には平面図・立面図だけではなかなかイメージが伝わりません。手法としてはありきたりですが、外観模型・外観及び内観CGそして鳥瞰図等を駆使し、カタログと連携したプランニングボード及び材料の現物見本を取り寄せ、設計完了までには出来るだけイメージをつかんで頂けるようしています。
交通量の多い道路に面しており、騒音・視線の遮断を考慮し、「2世帯が集う明るい寛ぎの空間」が要望でした。梁・柱だけではなく、なるべく無垢の木を使う事により温かみのある寛げる空間に成っていると思います。
周辺環境との調和を考え、和風モダンの外観としました。屋根は平瓦、壁は内外とも天然漆喰で仕上げられています。
出来るだけ既存の形は変えずにペンキを可愛く塗ってコストを抑えています。
土地探しからご相談をしてきました。探しはじめて約2年、ようやく希望の条件に合う”小さな土地”が見つかりました。
施主は言われました。
建物の四方(東西南北)に庭のある住宅です。間取りと連動した架構はデザイン面と構造面を両立させ、2つの吹抜けの立体的な空間となっています。
写真:太田拓実
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