国産材|建築家の設計事例
東南の角地の敷地35.7坪に建つ、極めてシンプルでコンパクトな家です。 |
正倉院のような校倉工法をイメージしながら、朽ち果てても自然に還る木の家の造り方を |
クライアントご家族にとっての和み軒の家とはどんなものかと、土地を見ながら考えました。 |
リビングに階段を取り込み、吹抜けをクッションに2階の個室との繋がりと1階全体に光を取り入れる空間を提案。 |
古い木造校舎のようなイメージをお持ちでしたので、外壁は既製品ではない下見板張りとし、その上に灰汁塗りを施し(施主施工。私もお手伝いしました)経年変化を楽しむ仕上げとしました。 |
平屋に見える二階建てをご希望され、 |
中山道に接道した敷地に建つ中庭形式の平屋です。歴史的背景を背負った場にふさわしい住まいとは何かを模索しました。検討期間中に歌川広重の描いた「雨の中津川」を見る機会がありました。その「湿度感」、「雨空の墨のグラデーション」に見入りました。 |