平屋|建築家の設計事例

空気と景観のよい環境で老後をお過ごしになりたいとのご要望でした。
景観を活かすため、お風呂から初日の出が見えるようレイアウトしたり、裏山に向かって大開口を設けるなど、外部との関係を大切に計画を進めました。

小さな小さな住まいですが、回遊できる間取り。高い天井から見える大きな空。ガラス庇を伝わる雨のしずく。

見晴らしの良い敷地に建つ住宅です.
北側に緑あふれる公園を背負い,南には斜面越しに遠く街並を楽しめる敷地を選択された施主に対して,どの様な計画がふさわしいか悩んだプランです.

この住宅は、菊池市郊外の豊かな自然が残る丘陵地に建っています。この豊かな自然を、建て主からの要望であるコンクリート造の建物の中にできるだけ取り込み、明るく幸せな生活がおくれる家が創れればと考え設計しました。

玄関隣にガラス張りのガレージを配し、リビングからもガレージが望めます。また+αの空間として、平屋ながら屋根の上に展望デッキを設けました。南側に新たな建物ができる可能性が低く、電線等も無い絶景の眺望を手に入れることができました。

大きなケヤキの木を敷地南面に望む平屋建ての子育て世代の家です。私共の「大地に還る家」プロジェクトの一環として、自然素材による高断熱住宅を実現しています。

オーソドックスなフォルムでありながら、空間のボリュームに変化をつけたり、
木製サッシでデッキや庭と広間を繋げたりと、日常生活では味わえない空間体験が
できるように仕掛けています。

古い木造校舎のようなイメージをお持ちでしたので、外壁は既製品ではない下見板張りとし、その上に灰汁塗りを施し(施主施工。私もお手伝いしました)経年変化を楽しむ仕上げとしました。
アトリエとしてお使いになるため、安定した日射を得るよう北側採光を重視し大きな窓を採り入れています。

リゾートが好きな建築主の癒しの空間づくり

計画地は日本最東端の町、根室市の市街地から約30kmの位置にある人口300人程の集落。酪農が盛んで、周囲には大自然が広がる。冬は氷点下20度まで下がることもあり、寒さが厳しい地域である。

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