住宅|建築家の設計事例

お施主さんからの希望は、「景色を愉しむ」というテーマでした。いわゆる外の景色を魅力的にすることはもちろんですが、日常生活の中の家族の様子も景色としてみえるように、ということがもうひとつの大きなお題でした。このテーマのために考えたことは、

古くから残る住宅地と田圃の間の角地に建つ家屋の立て替えの計画である。クライアントからの要望は、2世帯住宅であること、バリアフリー、既存の日本庭園の石を継承する事、四角く白い外観などであった。

郊外の住宅地の一角、10数本の梅の木が植えられ土地に出会われた
クライアントからのご要望は梅の木を残す事。
そこで、梅の木を取り囲む形で計画がスタートしました。

周囲の環境は静かで広々した田園である。周りの環境を阻害しないように、
出来るだけ生活空間を1階に配置し、大地に大屋根で横に長い和の
フォルムを形成した。

四角い箱型と片流れの屋根を組み合わせたモダンな形状に、お施主様の希望である洋館風のデザインを取り入れた飽きの来ない雰囲気の住宅に仕上げています。敷地の西側には池を湛えた緑豊かな公園が有り、それを借景としてリビングや中庭に取り入れています。

IDEA1:高気密高断熱の確保と全館空調を導入!!
高気密高断熱を実現できる断熱材と樹脂サッシを採用。さらに、いろんな設備を体感・比較検討した上で、全館空調を導入しました。温度ムラのない、年中安定した室内環境を手に入れることができました。

北側にリビングのメイン開口部を持ってくるため、環境シミュレーションソフトで、開口部の位置や大きさガラスの種類など、何度も検討して決定しました。メインの開口部から隣地等の視線が気にならないよう、周辺環境を3DCGで作成して、視線の見え方など検討しました。

物理的には厳しい設計要件を2次元平面での設計に囚われず、限られた空間の立体利用や時間軸利用を、工夫したことが良かったと思います。間取りが変更できる家は、夏はワンルームで通風を確保し、冬は2LDKにして暖房効率をあげることもできます。

狭小敷地+前面道路に傾斜があり、更に角地だったため、低い方の道路高さで天空率を利用する悪条件となり、斜線クリアが厳しい敷地でした。

、瀬戸市の昭和を感じさせる、レトロな雰囲気をかもしだしている地域に、木を使いながらもモダンな空間に仕上がった、木造2階建ての住宅です。お施主様のこだわりが詰まっています。

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