建築家の設計事例

「志度の家」は、昭和70年代に開発され老朽化したニュータウンの一角に建つ。近隣の住宅も立て替えの時期を迎え、ニュータウンの世代交代が始まっていた頃で、今回の建替前の住宅も例外ではなかった。

オーナー住宅と15戸の賃貸住宅からなる集合住宅です。

建て主さんの考えていらしたプランを極力生かし、外観や、内部の意匠は、できる限り本格的なつくりを実現することに努めました。材木は、一緒に実際に見に行き、安心していただきました。駐車スペースは、最後まで迷っていらっしゃいましたが、庭を優先し、小作りな待合と門によって、茶庭が充実しました。

愛知県の犬山城へと続く本町通りから少し外れた敷地に建つこの住宅は、どことなく城下町にある「蔵」の雰囲気を感じさせています。四角い箱から三角状に切り落とした部分を玄関ポーチと兼ねることでシンプルで印象的な外観としました。内部は1Fを共用スペース、2Fをプライベートスペースとしています。

家族が心地よくつながる導線と、プライバシーを保ちながら外部を取り込む空間造りを意識しました。玄関はそれぞれ3つ。2世帯部分は隣同士の玄関で、壁1枚に行き来するための引き戸を設けています。また、中庭と外庭を空間として取り込み、実際の広さ以上に開放感を感じるくつろげる空間としています。

南下がりの斜面の低層住宅地に建つ住まい。

田村小児科医院

旗竿状の敷地に建つ住宅。
この地形と、南東方向のひらけた
立地条件を十分に生かし、光と風に
あふれた快適な空間を創り出す。
内装材や断熱材、すべてに自然素材を
使用した健康住宅。

内装については御施主様の要望をふんだんに取り入れ、かわいいを表現した。
壁は漆喰塗、床はパイン無垢材。
高断熱住宅で、断熱性能証明も取得。

半地下+スキップフロアの空間を生かした設計

パリのアパルトマンの様な家がご希望でしたので、色使いに工夫をしました。

夫婦と子供の3人が暮らす、20坪の家。必要最低限の空間で最大限に暮らす、そんな住まいをご提案しました。新婚・子育て・老後と変わることなく住み続ける事の出来る家。コストを抑えつつも、丁寧で心地よい空間になりました。

「七郷の平屋」のオーナーは私のいとこです。
小さい頃からお互いを知っているので、相談してくれた時はとてもうれしかったです。
土地が大きかったのと希望もあり、中庭形式の平屋でプランしました。

家の裏手の里山には、石の露天風呂、菜園や果樹園、そしてそこに2階から直接出入りする為のブリッジ等々、住み手のライフスタイルや遊び心を満たすための工夫があちらこちらに凝らされています。

旗竿敷地で四方が建物に囲まれ少しこもった感じを改善したいとのリクエストから計画がはじまりました。通路の長さは15mを超え、敷地の奥は台形の変形敷地です。 建て主さんがこういう敷地だからこそ建築家に!と依頼してくれました。建物配置を工夫し、大開口を設け、陽の光、風の流れをデザインした住宅です。

はなれ(普段は趣味室)と母屋の間を「garden gallery」と名付けて近隣に開放しています。先日の陶器市の際は沢山の観光客の方々に美味しい珈琲を振る舞っていらっしゃいました。「近い将来地元の若手陶芸家や芸術家のための開かれたギャラリーのような場所になれば。。。」とは依頼者の弁。

住み慣れた家の雰囲気がシックで落ち着いた感じで、その雰囲気を残しながら新しさをプラスしました。
高齢でのお住まいですが3階建てとなるのでEVを設置したり、バリアフリーも考慮いたしました。

周辺からは中が見えないが、施設のどこからでも庭が見え、トップライトからの光によって、室内にいてもその日の気候が感じられる空間を実現しています。

記念館として、平塚らいてうの事が充分伝えることが出来る、展示物などもゆったりと見ることが出来るスペースがあること。なるべく地元の木材を使って仕上げることなどを提案させてもらいました。

3度目の家づくりで、完璧な環境づくりにチャレンジした80歳を超えたご夫妻。
C値0.56、空調からセキュリティまで、24時間、完全にコントロールされた究極の家が実現しました。

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