建築家の設計事例

ローコストながらパッシブソーラーハウスなので庇の長さなどはきっちり夏冬の太陽高度から導かれる長さをもっています。
開口のガラスの多さもそのため、ハメ殺しガラスを多めにしてコストダウンをはかる、キッチンはオーダーのステンの天板ですが下部はセルフビルド。

既存の和風居酒屋に近接して計画された姉妹店です。ここでは団体客をターゲットとするため、座敷席を効率よく配置し、126㎡の空間に76席を確保しました。古民家の家具を装飾として再利用するなど、懐かしさを感じるデザインとしました。

閑静な住宅地に建つ『LX2 house』は小規模事務所兼用の住宅(SOHO)である。事務所スペースと住宅スペースを中庭を挟み空間を分離する事で、気配を感じながらもプライバシーを確保できるよう配慮した。

全40室、セミスイート形式の宿泊空間は、海外ゲストの長期滞在に最適化した、魅力あふれる斬新な空間です。露天風呂とおいしい食べ物。「Nest at The Trees」へ是非お越しくださいませ。

南側の広々とした庭を囲む、L型の平屋の住宅。
リビングと子供室をウッドデッキでつなぐことで、いつも家族の空気を感じることができます。

木組み・土壁の家

コンパクトながらも敷地に負けないくらいのボリューム感があり、住宅街の中に堂々と建っています。内部は木の素材をふんだんに利用し、くつろげる空間になっています。

プライバシーを確保しつつ、閉鎖的にならないような防犯対策を希望されました。

「地場木材直見杉を、売り場であるメインのホールに象徴できる位置に据えたい。」
が希望でした。
設計では、どうせならその杉を大黒柱風にして、メインの構造体+意匠体としての位置づけにすることを目指しました。

自然を感じる生活の中でアートを探求してほしい。
そう願う大家さん母娘が運営する芸大生のテラスハウス。

敷地が2つの道路に挟まれた敷地である為、歩行者だけでなく車も通り抜けできる様に建物を配置し、近隣住民が気軽に通り抜けできる事により、街に開かれた親しみのある治療医院を目指した。

プライバシーを守る建物形態。
保険診療と自由診療のゾーン分けや門内薬局の配置などに工夫があります。

廻りを建物に囲まれた旗竿敷地であった為、できるだけ高い位置から安定した採光をとっています。

郊外に建つ歯科クリニック

ゆったりとしたスロープからのアプローチ

落ち着きのあるひろびろとした待合室

清潔感のある診察室

山並にシンプルなスカイラインが溶け込む

鉄骨造 平屋建

愛知県の北西部、木曽の清流と温和な気候、風土に恵まれた濃尾平野の平坦地に位置し、ちょうど木曽川の二重堤防の東側、田園風景が広がる緑豊かな土地です。
建築主はの要望は、明るく風通しの良い「普通の家」をつくってほしいとのことでした。

普段、都内で忙しく働く夫は、海と山に囲まれた自然豊かな環境の中で子育てをし、休日はのんびりゆったりと家族で過ごしたいという希望を持っており、約2年かけて夫婦で土地を探した。

エアコンや便所は既存のものを利用して、シンプルな間取りにしました。
間仕切りは完全な壁にするのではなく、スタッフと利用者がどこにいても気配が感じられるように、木の格子を使用し柔らかい印象に仕上げました。

 米を主体としたこの和食食堂では、求心性・東方性・粒子性をコンセプトとする。第一にテナントの十分な天井高さを活かし、入り口を高く、奥を低くして空間にパースをつけ、求心性を持たせた。第二に禅宗様式の寺社に見られる飛檐垂木を参照、展開し、何層にも重なる段状の天井を構成し、力強い東方性を表現する。

周りを囲まれた敷地での計画です。
中心となる家族室を中庭と見立て、光と風を採り込みつつ、2階の各室がつながることによって大きな一室空間となります。

柱、土台等の構造材や造作に国産材を使用し、内部の壁や天井に和紙壁紙を用いナチュラルな雰囲気にしました。ローコストとはいえ、吹抜けもあるため、1階の居間、ダイニング、キッチンには床暖房を設置しています。間取りから、材料、設備機器の検討、植木の選定まで丁寧に打合せを行いました。

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