建築家の設計事例

将来的に間取りを変えられるよう、室内に構造壁をなくした構造計画としています。

お母様の部屋は一緒にいながら別の空間に。部屋入り口に石を引くなど内部の小さな玄関風に入り口を工夫し親子のプライバシーを保ちました。

日本の住まいの程よい仕切りに縦格子というアイテムがあります。

約10年かけての南海本線高架工事に伴い、新駅建設の為に、旧駅舎を曳家工事で、約30M曳いた場所に移築し、10年間、市民の方々が活用される。その後、新駅が完成すると、再び曳家を行い、新駅のエントランスとして再生される、壮大なPTです。

なるべく地元の木材を使用するようクライアント様、工務店担当者様と一緒に、材料選びに時間を費やしました。

純和風でありながらモダンさを合わせもち、使いやすく気持ちの良い家になるようにしました

風情ある石塀小路に立地することから周辺環境との調和も考慮され、滞在中ずっと古都の風情を堪能できる宿。
“スモールラグジュアリー”をテーマに計画されたコンパクトな旅館。

コストを抑えるため、高さを抑えたシンプルで無駄のない形状とし、キッチンや造り付け収納をできるだけ大工工事とした。
また、外部の木板張りはメンテナンスのし易さのため、足場がなくても塗装ができる範囲とした。

杉板と珪藻土の自然素材を採用
室内建具も杉板で特注
ダイニングテーブルも杉材でデザインした特注品

北側にリビングのメイン開口部を持ってくるため、環境シミュレーションソフトで、開口部の位置や大きさガラスの種類など、何度も検討して決定しました。メインの開口部から隣地等の視線が気にならないよう、周辺環境を3DCGで作成して、視線の見え方など検討しました。

阪急豊中駅から10分程度の所にあるファミリータイプマンション。地下と1階にはレストランやギャラリーが入居しています。

敷地前が大きな河という絶好のロケーションなので河を望む方向は全面開口としました。壁/床はスリットにより切り離し、直線的な要素のみで建物を構成することにより、RC打放しにありがちな量塊的な重さを、軽やかな表現へと変換しています。

築30年の木造2階建ての住宅のリノベーションです。
建物の南側と北側を空間的につなぐ事をコンセプトに計画しました。
その結果LDK全体が明るく、風通しのいい家になりました。

一口に登り棒と言っても色々な設置の仕方があるが、ホームパーティーが好きで遊び空間好きな夫婦、日曜大工やスキー板のメンテナンスなど何かと自分でこなすご主人と打合せを重ねていく中で、吹き抜けのある土間空間を設けそこに登り棒を据え付けるアイデアを思いついた。

クライアント自身も3度の渡仏経験があり、カラー&ディティールについては、早い時期に共有できました。
エレメント等についても、フレンチアンティークを探したり、アイアンで特注製作をしたりと、こだわりました。

裏山の樹木で1階は午前中に日が入らず暗くなりがちな敷地条件でした。
1階のリビング上部を吹き抜けにして、吹き抜け上部のハイサイドの窓から採光を確保することで、1階のメインの空間を午前中から明るくすることが出来るように計画しました。

3000m2の介護福祉施設です。
施設利用者の個室がユニットごとにグループ化されており、中庭によってゆるく繋がっています。

以前の建物は光熱費が高く、それでも快適に過ごすことが出来なかった(寒い・暑い)
光熱費を抑えかつ、快適に生活できるよう断熱性能を高く確保した
(エアコン一台で全室暖房)

飲食店の立ち並ぶエリアの端にある立地条件ではありますが、内外共に派手な装飾を極力抑え、ひっそりと佇む落着いた空間作りを目指しました。

敷地の大部分が崖という一般的にはネガティブに感じる事柄をポジテイブにとらえた住宅である。

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