建築家の設計事例

ご高齢のお住まいということで、平屋で、段差のない家にしました。
家の中の建具は、全て引き戸なので、開閉しやすくしています。
さらに、座ったり、立ったりすることがしやすいように、掘り炬燵を採用しています。

当社のアトリエ兼自宅、コンセプトは「竹林風洞」。
風と光をはらむ竹林、竹林と一体となる洞窟の
ような建築、という意味が込められています。
前庭、中庭、裏庭と外部空間と室内を交互に
配置するこちで、光と風が行き来する

 築18年の分譲マンションのリノベーションです。当初は部分的なものを考えておりました
が、やるからには徹底的に、でも金額はかけないようにを合言葉に始めました。当然ですが、
消防法や建築基準法を順守したリノベーションです。

30代ご夫婦が家族の為の家として、外観は母屋の雰囲気を残しつつ、内部は快適に過ごせるよう、日の射し方や風の通り方、間取りや段差など、母屋で困っていたことを改善しました。
また、来客の多いご夫婦の為に、多くの友人を招けるようなプランにいたしました。

中庭型とし、南には平屋の書斎を配置し南面には窓を作らなかった。北側にリビングとして、中庭は玄関へのアプローチも兼ねている。
2階南東の一等地を浴室として、大きな窓から空を見られるようにした。(実は構造的にかなり苦労した)

資源や環境を大切にする観点からソーラーパネルの他、雨水貯留槽を地下に設けて、中水利用をしています。
保育室の床材など、素材の選定には、これまでの経験など、園との話し合いのなかで決めました。

調整池であるので、集中豪雨時には池となるので、独立基礎で、浮かせる様にしました。また、投資金額と、売電による収益を考えて、パネル数を算定し、252枚の設置としました。

プランは、1階に寝室などの個室をすべて配置し階高を低く抑えています。2階は高さ制限いっぱいまで天井を高くして家族全員が集まる大らかな空間としました。中庭をとることで、各部屋へ光と風が十分に入るようにしています。

三重県津市郊外にある津カントリー倶楽部内の宿泊施設です。
18番ホール奥の空いていたスペースを有効利用して緩やかなアンジュレーションの中に3棟の建物を配置しました。
3棟は宿泊のためのロッジとヴィラ。そしてその中間にあるラウンジが2棟を繋ぎます。

田園風景にマッチする外観と日々の生活の中で四季折々の田園風景を楽しめるようなプラン構成としました。又、風景を楽しむ為に窓の取り方に工夫をこらしました。

自然や眺望に恵まれているわけでもないこの敷地において、最も特徴的なのは、南側が歩道付きの幅員の広い道路で、アメリカ楓の街路樹が生い茂り、開放的である事でした。

敷地は広く、四方から見渡せ、隣接する建物も少なく、また、高台のため、南方は緑、東側に海が見える景観豊かな地になっています。
 
この立地条件から、南、東側の景観を有効に活用にするため、
“Scenery absorption  景色吸収”

家に住んでからあとにそこで何をしようかと、とてもたくさんのことを考えている施主さん。引き渡しの時点では、ご夫婦にとって家は完成したものではなく、それはまだなにも描かれていないスケッチブックのようなもの、そんな家を求めているのだと設計中に気づきました。

神社の森に向かう、快適でコストパフォーマンスの良い木造オフィス。

クライアントは、私たちの過去の設計事例をいくつかご覧になっており、そのイメージからシンプルかつモダンな建物を要望されたため、出来るだけプリミティブな形態と素材の選択により、建物を形作った。

築75年、厨子2階田の字型農家住宅を二世帯住宅にリノベーション。
風通しが悪く、日の光が入らない暗い居住空間を改善、段差の多い床をバリアーフリー化し、厨子部分を子世帯の生活空間にリノベーション。

改修前は、典型的な昔ながらの間取りの住宅で、南に面した日当たりの良い部屋は来客用のスペースとされており、北に面した暗くて寒い部屋が家族用に使われていました。

外来部門である1階部分を重点的にプラン改修し、車寄せ・風除室を設け、暗く古いイメージのある玄関部分を明るくすっきりした形に変更、それに伴う周囲の整備を行なうことが主な要件であった。

診療科目の性格上、お施主様から厳しく要求されたのは建物内の清浄度です。
換気設備として0.3μm(マイクロメートル)のホコリを99.97%捕塵する性能を持つHEPAフィルターを、手術室の扉には手を触れずに開閉できるキックスィッチの自動ドアを採用しました。

標高1600mの八ケ岳にこの敷地があります。

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