建築家の設計事例

この住宅はキッチンを中心に家族の趣味が点在しています。
長いキッチンの延長線上で奥様の趣味の洋裁をしたり、趣味のコーヒーを淹れたり、リビングからつながるロフトで音楽を奏でたり。生活の楽しみをキッチン廻りの空間に取り入れ提案しました。

老後の車いす生活を見据えたプランニングを心掛け、コンパクトながらも開放感のある空間を目指しました。
現しの梁には、お施主さんがハンモックを吊るす予定です。

なるべく間仕切りを設けずに、どこにいても家族の気配を感じることのできるプランとしました。

事務所棟と工場棟とを分棟し、その間に中庭を設け、合理的な動線を確保した。

0才児の定員が将来的に増えるた場合など、保育スペースが可変対応できるように、仕切の家具、建具などを選定しました

囲炉裏テーブルをリメイクしたり、元々あった欄間や柱を残して、年月の経過が偲ばれる改修を行った。

シンプルですが、清潔感のある内外装としています
コンクリート打ち放しの素材感と木質系の温かみのあること、かつメンテナンスのし易い材料を選定しました
また、上下階、隣接間の遮音対策にも気を配りました

北側の古墳の池が絶景。その手前にある遊歩道の頭越しに池を眺めることができること。
西側の池、東側の森、南側の景色も、それぞれ美しく、全方向に開く。
絶対高さ5.3m、屋根勾配3寸以上と決められているため、1.5階建ての高床式にする。

南に大海原が広がる雄大な地に、200年以上(江戸時代から)も住み継がれていた古い民家の再生工事である。広い庭に囲まれたほぼ中央奥にひっそりと建っているその佇まいは、大変好感が持てた。

南に大海原が広がる雄大な地に、200年以上(江戸時代から)も住み継がれていた古い民家の再生工事である。広い庭に囲まれたほぼ中央奥にひっそりと建っているその佇まいは、大変好感が持てた。

段差をあげて、バリアフリー化(古民家和風住宅は歪みがあるのでフルフラットは難易度大。棟梁の力量にもよる)
サッシ、建具、建材などはメーカー品を使ってのサイズオーダーで対応し、
一からのオーダー品を使わずにコストを抑えた。

施主は省エネルギーに関心が高く、当初から次世代省エネ基準を満たす高気密高断熱型の住宅として考えました。

建物内に無駄なスペースをつくらないように、ロフトであったり収納であったり居室であったりと
できるだけ空間を有効に使ってほしいとのことで
スキップフロアを採用して床下収納やロフトなどを中間階などに設けました。

地域の伝統を象徴するような貴重な民家なので、その型をのこしつつ現代的な生活に適応するように工夫しました。お施主さんは断熱や利便性にそれほどこだわらないとうスタンスでしたが、特に傷んでいた母屋と土間棟のつなぎ部分を大きく改修して現代的な水回りを設け、床下や寝室の壁には断熱材を施工しました。

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