建築家の設計事例
長く狭いアプローチの奥にある、閉鎖的な旗竿型の敷地に建つ木造2階建の住宅の周囲には、南側の僅な余白を残し、隣接建物がぴったりと囲んでいた。既存建物は、内部も小さく間仕切られ、昼間でも真っ暗に近い。また、幾度かにわたる改修や増築の跡も多く見られた。 |
施主の要望は趣味であるレースに使用する車を置けるスペースを希望。1階のオープンな空間に車のスペースを、2階は事務所兼居住部分とし、近隣の景色から分断して、存在感のある空間にする為ボリュームをコンクリート打ち放しの塀で囲んでいる。 |
奥に細長く二段になっていることがこの土地の特徴です。 目的を明確にした4つ庭を効果的に配置してこの住宅に潤いのエッセンスを盛り込みました。 |
建築が好きで、モノをつくることが好きだったご夫妻が、自分たちのセカンドハウスを時間をかけて作りたいと希望された家です。 |
木造平屋建て 延べ面積52.17㎡(約16坪)の小さな小さなお住いです。 敷地の東側は大きな公園で、陽当り・風通し・眺望が期待できる、とても良い立地です。 東側の敷地境界線に対して平面的に建物を45度傾け、残った空間をスチールの目隠し格子で囲って中庭を作りました。 |
「足して引く」 |
地震に強い家を実現するために、居室を総二階建てのコンパクトな外形にまとめ、南北を縦断する吹抜けの階段室を沿えることで豊かな空間を実現しました。コストを抑えるため、OSBの耐震要素を内装仕上げとしたり、遮熱塗料を外装に塗布して断熱性能を高めるなどの工夫を凝らしました。 |
戦前長屋の建て替えです。両隣は既に3階建になっていました。敷地の間口が2間で建物は3mでの計画となりました。当初、お好みの木造で検討しましたが、1階に駐車スペースが必要なこと、採光が正面の東からしか望めないこと等から、鉄骨造で間口を有効に開放できるようにしました。 |
デッキテラスは外に対しては閉じてプライバシーを確保しています。インテリアは白を基調として自然素材の木と珪藻土壁のコントラストを生かしたイメージ。壁通気工法、屋根通気工法、高耐久、高耐震仕様、ボード気密工法、次世代型高断熱仕様を採用。 |