建築家の設計事例

患者の立場として、歯科医院では実に様々な場所を転々とさせられると経験的に感じています。
例えば、受付→待合→歯磨きコーナー→治療室→レントゲン→治療室→待合→会計という具合です。

場所柄、若い患者様からサラリーマン、ご高齢の方まで幅広い年代の患者様が来られる治療院。事務所を仕切っただけのようだった古さを感じるクリニックから、しっとりとしたイメージのクリニックに変身。施術スペースが全く見えない落ち着いた入口廻りが好評。

大きな店の割に少人数のスタッフで営業する必要があるので配膳と厨房のオペーレーションを徹底的に設計した。

前面道路を挟んで向かい側が桜並木と梅林公園という好立地。この景観を最大限居住空間に取り込むような立体的なワンルームプランとなっています。また造成された法面を生かして半地下空間も設けています。

短期の入所を前提とした小規模の福祉施設である。事業主体は隣接するクリニックを運営する法人で、6年前より隣接地にグループホーム等の小規模施設を2棟建設しており(設計/ばん設計小材事務所)、今回で3棟目となる。

好まれる傾向(趣味)が違うご夫婦の合作をお手伝いしました。外はご主人の好きなブラックのガルバ。インテリアは木材を使った喫茶店風は奥様のお好み。自然志向の奥様から「現在使っているストーブを再利用したい..」との御意向を取り入れました。ローコスト・ハイパフォーマンスを実現。

お客様のご要望のほかに、敷地面積が21坪(70㎡)、建ぺい率50%、容積率100%、東京都の第1種高度斜線という法的な条件がありました。

・若い世代が受け継ぐにあたり家事、子育て動線を工夫。
・断熱、構造補強

土地探しから係わらせていただき、じっくりとお話をすることで
ご家族にとっての「住み心地のいい家」を一緒に考えながら進めることが出来ました。
白と黒の外壁に敷地形状に合わせて一部を斜めに振った外観はシンプルで存在感があります。

狭小地でありながら、ヴォリュームを最大限確保し(特に高さ方向)圧迫感をなくしました。地下を掘り込み、前庭を地上レベルから下げることで、近隣との距離感もうまく調節できました。

2階リビングの都市型木造2階建て 住宅です。

設計期間を長くとりました。建築主さまに、デザインや使用材料を十分説明し、納得したうえで設計をまとめました。

SPEAK FOR

 レディースファッションを扱うお店のリノベーション

敷地の中のどこに、どの方位で、木の家を最適に配置するかは
最後まで、お施主さんと現場で確認を重ねました。

コンクリート打ち放しの持つ質感を現代的な和風建築として表現した住宅計画です。
1階にクライアントの奥様(書道家)のためのギャラリーと接客空間、客室等を配置し、2階がプライバシーの高いLDKや水周りスペース、3階が子供室等で構成されています。

「今までの資料は見ないでくれ」と、最初に言われました。
すくなくとも、日本の建築は参考にしていません。
ダルトンのポリーシーと重なる海外のケースを探し、表現技法を研究しました。

建主家族、姉家族、父親の三世帯が集まって住む計画です。計画地は都心郊外で低層住宅の立ち並ぶ空が近く感じる立地で、父親と建主家族の住む洋風切妻屋根の家屋と父親の趣味の庭が広がるおおらかな土地でした。

『土地の条件が厳しく、お店もつくる前提であったことで、住まい部分の面積は小さくならざる得ない状況であることは理解しつつも、なんとか対応策はないものか?』とコメントがありました。

ニューヨークで国際的に活躍する画家のためのアトリエ住宅。 1階は元あった住宅の庭を活かし「内側から外側へ」リビング空間との一体感を再生し、2階は自然光が一日中安定する北側採光を充分に取り入れた開放感溢れるアトリエをデザインしました。 (RC壁構造2階建て、延床面積65.8坪)

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