自然素材|建築家の設計事例

交通量の多い道路に面しており、騒音・視線の遮断を考慮し、「2世帯が集う明るい寛ぎの空間」が要望でした。
梁・柱だけではなく、なるべく無垢の木を使う事により温かみのある寛げる空間に成っていると思います。

江戸後期に建てられた御母屋が朽ちて解体され、そこにこの家は建てられました。
その御母屋の記憶や思い出を残すべく「印旛の家」に、御母屋で使われていた梁や差鴨居、煤竹を再利用し、受け継いでいます。

リフォームを考える理由は人それぞれあると思います。今回は、「長年ご両親が住み続けた住まいを自分たちのライフスタイルや好みに合わせて一新したい」というものでした。築13年という年数の割には老朽化も激しく、1階内部と階段を全面改修することになりました。

不要な壁を全て取っ払い、南北両方に窓があるという、この室の最大の特徴を素直に活かした
オープンな空間を提案しました。南北に爽やかな風が走り抜ける、風の通り道のような空間です。

[ ロケーション ]都内有数の閑静な住宅街。旗状敷地で法規制の厳しいエリア。子世帯4人、親+祖母世帯3人の家族が暮らす家。

[ 敷地面積 ]215㎡

[ 作品解説 ]世帯をツナゲル装置によって、世帯がツナガル2世帯住宅。

部屋を細かく分割せずに、一つながりの開放的な空間を実現しました。断熱は外断熱とし、冷暖房は壁体内の中に温風・冷風を吹き込むことで、輻射熱により温熱環境をコントロールしています。
建材は、国産の木材と、和紙やしっくいなどの白を基調とした自然素材を多用しています。

高低差のある敷地で、敷地の前に大きく広がる桜並木をどう取り入れるか。またオフシーズンの季節をどう楽しむかということでした。

全ての施設に効率よくアプローチするために配置計画に頭を悩ませましたが、ロータリーを中心に各施設へアプローチすることにより、全ての動線を効率良くまとめることが出来ました。また、こども達が伸び伸びと過ごせるデザインテーマを実現することにも工夫を凝らしました。

地上2階+ロフト。
1階は駐車スペースと寝室、浴室など水まわり。
2階はLDK+フリースペース(将来の子ども部屋)。
南側の大きな開口から入る自然光で、北側のスペースまで明るい。

開放性とプライバシーの適度なバランス。

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