木造2階建て、バリアフリーに配慮した二世帯住宅です。外装、内装共に自然素材を多用し、塀にも木を使うことで周辺の景観にも癒しを与えています。
敷地は北西方向に海を望める別荘地的な環境なので、夏の西日対策と相反する開放感のバランスを考え、軒の出、高さ、引き込み簾障子、軒先き簾等々考慮しました。
お隣がご両親の家であるため、形態は異なっていても違和感なく並んでいるような外観、配置計画としました。外壁は、木板張りと白塗装で調和を図っています。
神社の社務所の改築と社務所に続く住宅の新築です。住宅は玄関も含めすべて別の完全分離型二世帯住宅です。住居部分と既設の社務所や他の建物とのスムーズな動線、境内にある重要文化財の建物と新設の住宅との調和が課題でした。
この住宅の家族構成は、30代前半の夫婦+2人の娘、50代後半の御主人の両親、80代後半の御主人の祖父母の8人家族です。
やや高床にした平屋建て。軒の深い濡れ縁から庭を望むご夫婦の住まいです。
風向明媚な場所に建つ本堂、客殿、庫裏が一体となった寺院。景観と調和させながら、災害に強い寺院とするため、RC造の本堂を木造で覆う混構造を採用した。千葉県建築文化賞を受賞している
布団を干しための環境を整えるためにこのプランは出来上がりました。雨が当たりにくい深い位置のバルコニー、陽を採り入れるためのトップライト、雨を通しにくい格子網戸をセットしました。この格子戸をロックすれば雨戸代わりにもなり、夜も安心です。
住まいの状況をしらべ耐震診断の結果、基礎補強をはじめ耐震改修を施した。1階に採光を得るために透明の床を作った。
7つの中庭をもうけ周囲に対して閉じ、内部にむかって開く形態としました。