住宅|建築家の設計事例

プライバシーを確保しながら冬の日照を

全館を床暖房でまかなう。
光と風を取り入れる工夫を随所に。
http://sayama-design.net/?ds-gallery-category=desin#no-60-世田谷%E3%80%82風の建築

北側には道路があるのでLDを筒状の空間にして2階に上げた。そのわきに1階から3階までのトップライトを持つ筒状の階段室を造った。神社の緑に向かう水平の「杜の筒」と空に向かう垂直の「天空の筒」が建物の中心を構成する。

デザイン性には特にこだわりつつ、同時に、長期優良住宅を取得し、断熱性、耐震性などの性能面にも配慮しています。お客様のデザインイメージをより良い形で実現するため、工事中にも、設計である私と監督、大工、お施主様とマメに打ち合わせを行っていきました。

鉄骨造を採用することで大きな開口部を可能にしました。

住宅のシャッターはあまりカッコ良いものではない。でも道路に面する一番目立つ部分を占めてしますのです。玄関を奥に持っていくことで道路側からのガレージのシャッター周りのデザインががすっきりとした。

当事務所で取り組んでいる超ローコスト住宅の『笑う家project』です。
すでに数件の実績があり、一連の活動は家づくりの会が主催する『家づくり大賞展の経済住宅賞』を頂きました。

シラス壁の1階外壁。庭に面した深い庇、フルオープンする大ガラス戸、簾の様な風合いの雨戸兼用網戸の開閉操作の融通性。自然に対して開放的な伝統的日本家屋の在り方を強く意識すると同時に、スリット状のトップライトにより、室内の奥まで自然光を採り入れ、明るく浮遊感のある空間としました。

伝統的構法でありがちな温熱環境を無視してしまうこと無く、土壁の利点を生かした暖房方法を採用して住み心地の良いいえとなりました。

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