自然素材を中心に用い、木のぬくもりを感じれるように無垢フローリングを使いました。又、栂の造作材、壁は漆喰塗料を用いるなど、新建材は用いないことにこだわりました。2階のサンルームから階段を介してリビングに採光を取り入れるようにして採光通風を確保しました。
道路の向こう側に公共の建物の木々が見えるので借景とする事を考える。土地は小高い場所に位置し、開放的な開口を配する事が出来た。
写真:ブリッツスタジオ 石井紀久
建物は、ハナミズキの並木のある広い通りに面しています。西面は、騒音や西日に配慮して窓のない外観になっています。玄関までつながるカーポートも建物の一部としてデザインしました。
自然素材と地域材を使った2世帯住宅です。小屋組み顕わしの頑丈な木組みは、積雪にも強く、内部空間にも変化を与えます。自然光を取り込んだ吹き抜けが魅力です。
傾斜を利用してスキップフロアにし空間に変化とエリア分けの感覚が生まれています。果樹園はお友達のもので、柵をしなくても良いとのことで、テラスから果樹園の距離がとても近くに感じられるようになっています。
外観内観は、やさしく強くというデザイン。外壁は4種類の仕上げ材の組み合わせで、内部はほぼ全て珪藻土仕上げ。
内部は自然素材で仕上げ、ワンルームのような構成で家族の気配が感じられるようにしました。断熱や通風、床暖房等で快適な住環境になっています。
日立ライフから依頼の住宅です。
1階は親世帯で漆喰で仕上げた古民家風に仕上げています。2階は木をふんだんに使って仕上げています。敷地の高低差に沿うように内部も高低差を生かした設計になっています。都心部ではあり得ないような木々に囲まれ春には桜が咲き乱れる好立地で