敷地は、周囲を水田に囲まれ、小鳥のさえずりが聞こえる、心地よいのどかな空気が流れており、計画するにあたり、できるだけ元の風景を壊さないよう心掛けました。
構造的な優位性から30帖のワンルームを2階に配置しました。無柱にすると共にサッシュレスのガラス窓を設ける事で視界がさらに広がります。
家づくりを主導されたご主人は、シンプルなスタイルを好まれ、特に玄関とお風呂に演出をしてほしい、と望まれました。専業主婦の奥さんは台所を好みのカントリー調に、と望まれました。
採光が取れないところに寝室を設けることとなり、天窓を設けて、明るい部屋となるようにしました。リフォームと同時に耐震性を高めるために、鉄筋コンクリートの基礎や筋かいなどを設置しました。便所は寝室と隣接して設けて、移動が少なくなるようにしています。
狭い敷地でしたが、あえて奥行きを出すために庭を提案しました。また、建物と庭の間にガラス屋根のついたテラスを設けて広がり感を演出しました。
将来的な家族構成の変化に対応していくこと、多様な住まい方ができるようおおきなアイデアから小さな工夫を随所に設けました。
内部は自然素材で仕上げ、ワンルームのような構成で家族の気配が感じられるようにしました。断熱や通風、床暖房等で快適な住環境になっています。
建物は、ハナミズキの並木のある広い通りに面しています。西面は、騒音や西日に配慮して窓のない外観になっています。玄関までつながるカーポートも建物の一部としてデザインしました。
多摩川の支流のひとつ、浅川を臨む敷地に建つ住宅である。南側斜面に立地し、2階レベルでは遠くに広がる景色と陽射しがとても心地よく感じられる。
オープンシステム+新住協+SE構法=分離発注+高断熱・高気密+スケルトンインフィルに対応