玄関別ワンフロアー1世帯の3世帯住宅。
B1~5階はテンントスペース,最上階は住居。テクスチャーの違う2つのレンガタイルを組合せ地層状の表情をつくる。厚いコールテン鋼を使用し、地中に埋もれたオブジェを思い起こす表情をつくりました。
鉄筋コンクリート造、地下1階・地上2階、山間の住宅街に位置する二世帯住宅。
敷地は、住居系と商業地域の境にあることから、オフィスや商業施設、高層マンション、戸建住宅が混在し、前面道路も通過交通の激しい場所です。
鹿児島市の中心部に近い、区画整理地に建つ2世帯住宅です。敷地分割が必要とされた事と、建築コストを考慮した結果として、構造の異なる、独立した2棟を設計する事となり、鉄筋コンクリート造と木造棟を一体として表現する事が、デザイン上の重要なテーマとなりました。
駅前で非常に狭い敷地にいかに必要なスペースを実現するか非常に苦労した案件ですが、住宅でありながら、非日常を感じられるような空間も取り入れ見事に収まりました。
緑化ワイヤー階段廻りのフレームに植えた植物は管理が容易で、いつもきれいな状態で花を楽しめます。打放し仕上の内装浴室は強化ガラス貼りで室内を見渡せます。
利用者が内に閉じこもりがちにならないよう、中学校側の道路面に外へ出れるデッキを作りこの空間で地域の人とコミュニケーションできるスペースとしました。
平らな部分が、敷地の中間地に猫の額ほどしかなく、全体が急傾斜な敷地でしたので、建物の配置や建物までのアプローチには工夫が必要でした。