コストの制約からくる小ささを感じさせないため、コートテラスと吹抜けで各領域をつなげる1室空間を提案しました。
価値観がはっきりしておられましたので、話し合いを重ねて実現する方法を模索していきました。お仕事柄、木に造詣が深く木を感じられる住まいをご希望でした。また寝室を兼用した茶室を備え、玄関は茶室への路地のような風合いに仕上げています。
緑豊かな敷地に建つ無機質な箱。内部は「木の打ち放し」。個室1は4.2mの天井高があり、上部は居間と連続していてスリット状のトップライトから光が落ちる。
北海道札幌市に建つ3人家族のための住宅です。夫婦が共に車通勤であることを考慮し2台分のカーポートスペースを設けました。また、カーポートと玄関から前面道路までのアプローチを庇で覆うことで積雪時にもほとんど除雪作業を行う必要がなく、建主の負担軽減を図っています。
戦火を免れた築85の長屋改修。大部分の施工を設計者とその有志とで行う。
道路に面する農業用倉庫を店舗、敷地北端の物置を離れ住宅とし、それらに隣接する2階建て納屋は解体した。納屋の跡地は中庭とすることで、各棟の独立性と採光や通風を確保した。
1階に9坪の住まいと2階に天井の低い屋根裏部屋のある家。お一人で住まわれる家です。小さいが落ち着いた家になったかと思います。
出会いはインターネットからの問い合わせでした。「西中島の家」を気に入っていただき、カフェイベントにも来ていただきました。雑貨好きな奥さんによって、空間を素敵に演出してくれています。写真がないのが残念です。
(市街化調整区域の)傾斜地に立つ住宅です。素晴らしい眺望と景観を生かし、住宅に取り込むことで、ご夫婦にも子供達にも最適な住環境を実現できました。内壁の一部、漆喰をセルフビルドで行いました。
内部の様な外部(前庭)、外部のような内部(土間)、そんな場所が様々な建具を介してつながって内と外の境界を曖昧にした気持ちのいい空間をもつ家です。