室内と屋外を有機的に連続させた家を建てたい。デザインにもスペックにも明確なコードを持つ依頼者の夢が、形になりました。
道路に囲まれた土地ですので、多くの方は外からの視線を気にされると思うのですが、敢えて外に開くことで、近所の方や通行人の方と良好な関係が築けるだろうし、側道は幸いにも車は通らないので、そこを庭として建物に取り入れることでこの狭い土地で豊かな暮らしが実現できるはずだと考え、今のカタチになりました。
平屋建で、冬は陽の光が奥まで届き暖かく、夏は風通しよく、さらに深い庇と落葉樹によって涼しくなるよう外構を含めて計画しています。
はじまりはインターネットの問い合わせからでした。工事はオーナーさんの知り合いの工務店が担当しました。
庭に咲く花や緑をメインにした建物のデザインが希望でした。素材の要素を少なくし、形をできるだけシンプルにすることで庭の木花を活かすとともに、周辺の景観の一部になるよう設計しました。
はじめて現地を訪れた際、現状のポテンシャルの高さに特に何もする必要がないと感じました。私たちが作為的にやったことはただ1つ。小さく暗い印象だった玄関とその先につづく無駄に長い廊下を統合し、タイル貼の広めの玄関土間としたこと、これくらいです。
購入された敷地は、南接道の綺麗な矩形の敷地でした。特徴的なのは、南の遠方へ広がる緑豊かな田園風景。その自然を取り込むように二階リビングを提案し、シンプルにコンセプトをまとめた住宅です。
千里ニュータウンエリアに建つ、築40年の集合住宅の隣接する2室を自邸+事務所としてリノベーションしたものである。断熱を施す必要もあり、スケルトン状態から改修を行っている。
ルイビトンの好きなご主人のご希望の外壁材料特別な拘りを実現出来る様にルイビトン色を理解しやすいようにSRへのご案には工夫を施した。
シンプル・コンパクト・ご主人主導の家づくり・男の子のいる家をテーマ