漆喰|建築家の設計事例

外壁に焼杉を採用 中庭を囲むL型 床・天井・外壁に地場の杉を採用 杉の地の色と墨色の二色で仕上げる 

築30年の中古住宅のリノベーション。

古き良き時代の昭和の雰囲気で仕上げました。

細長い廊下の壁を撤去し、DKと一体化させることで、 面積を有効活用しました。

道路と敷地の高低差を利用し、広大な半地下と2台分の駐車場を確保しました。

高台に土地があるおかげでリビングには光がサンサンと入り家族の集まる中心地になっています。食事、くつろぎの時間を通して家族の会話を楽しんでいます。特別な材料は使わない自然の材料でシンプルにまとめた明るい内装になっています。

建物が長持ちするように、躯体の施工管理、防水管理はしっかりと行っています。また、しっくいは外装材の部分は汚れ防止として、内装材の部分は湿度調整に働いています。RC造ですが、基本的にすべて自然素材を利用した家となっています。

正倉院のような校倉工法をイメージしながら、朽ち果てても自然に還る木の家の造り方を
新・あぜくらの家と呼んで、5棟設計監理してきました。
それらの成果を生かして、南西向きの変形敷地でも、プランニングに柔軟に対応して
成立させることができました。

農地の給排水能力向上と土づくりのための「暗渠排水」を施工する企業さんの社屋です。
トレンチャーという機械の剣先を自社で研究・加工をし特許まで取得してます。
その鋼材加工技術等の企業イメージを表現したデザインとしました。

昭和34年に建てられた木造2階建ての住宅の改修です。我々建築家は新しい建物をつくることはできますが、時間を経た空間をつくることはできません。この住宅の改修にあたり、既存の建物に敬意を払い、丁寧に読み解くことを意識しました。

ご主人様がスペイン、特にガウディ建築がお好きで、奥様は関西風の和風好み。そのどちらも活かしたデザインを希望されました。
外観は古都鎌倉に合う意匠とし、内部空間にガウディ建築を彷彿とさせるデザインをちりばめました。

リタイヤ世代夫婦のためのフラットハウス

できるだけケミカルな素材を避けて無垢木と漆喰をメインに
浴室壁と風呂桶も間伐檜材で製作
自然光が射し込み,明るく伸びやかな山小屋ような雰囲気です

ページ

漆喰|建築家の設計事例 を購読