和風|建築家の設計事例

和風の古家のリノベーション
和の面影を残し,日本家屋の佇まいの中に新しいライフスタイルを目指す

ここでは土間床での目線が暮らしの上での基準目線になります。床下~全館暖房システムも採用しています。造園・外構デザインまで手掛けました。

土、藁、地元の木、紙で構成されていて、役目が終われば土に戻るか煙になる建材で構成されている。
新建材が全くない。

昭和初期の佇まいに暮す

道路側の庭の南側から、家の周りをぐるっと回るように庭のゾーンを設定しました。
道路に沿って家をセットバックさせて、庭を確保し、徐々に雁行するプランニングとしました。
庭のゾーン設定から家のゾーンを決めると言う手法ですが、敷地に余裕がありましたので

決して大きくない家なので、3人のお子さんの部屋を確保することに力をそそぎました。また、リビングは1階に配置するのがいいのか?2階がいいのか?いろいろとアドバイスを重ね、最終的に2階に配置しました

交通量の多い東道路側は駐車スペースとすることで住居との距離を取りながら、建物をコの字に配置し、中庭を作る、南境界沿いには目隠しと通風の両方を満足させる板塀を作ることで中庭を完全に囲みプライバシー、通風、採光を確保しました。

転勤時、転売時にこのお茶室を解体することがあった際に、
できるだけ内装、特に床にキズがついていないことが求められた。
その為床には釘、ビスの類いは一本も打っていない。

当初平屋を希望。敷地と庭の比率を鑑みると物理的に庭の面積が少なくなるため、「平屋のような」フォルムで設計。
結果、2階寄棟のかぼちゃ束や、整形な形はコスト的にもデザイン的にもクライアントに大変満足いただける結果となった。

木造2階建ての個人住宅です。

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