住宅|建築家の設計事例

土地の大きさの制約があり、3階建ての計画となっています。
大好きな車の見せ方、仕舞い方などを考慮しつつプランを練っていきました。
狭小でありながらも吹き抜けなどを使い上下の広がり感をもたせ、
実面積以上の広さを確保できたのではないかと思います。

傾斜地という敷地の特性を活かした明るく、開放的な、それでいてプライバシーの守られた家です。

玄関と主寝室からなる寝室棟とLDK・子供室・水周りからなるLDK棟の2棟からなる。両棟共に、室内において人が通常床の上を動く範囲では壁や収納などによって部分的に間仕切られているが、壁の上部では空間は連続しており、軸組みが現された大屋根によって全体が包み込まれるようになっている。

施主の要望により、必要とされる部屋のプロポーションや遮音性から鉄筋コンクリート造を採用しました。
和風を好みつつもライフスタイルが洋風であることを考慮し、一部杉板化粧型枠のコンクリート打放しで和洋折衷なデザインとしています。

内部仕上げに使う材料は、無垢材、珪藻土など質感のある自然素材を使いました。外部でメンテナンスが難しい部分はアルミルーバー手すりなど耐久性の高いものを使用しています。将来を見据え、地下玄関も設けてホームエレベータ―を設置しました。

今回の建物はテナント、美容室、賃貸住宅、オーナー宅と用途混在建物であり
尚かつ敷地形状が旗竿形式でありましたが各部分でのアイデア、光と風の採り入れ方、インテリア等
お客様の希望に満足以上の建物実現に繋げることが出来ました

全体はRC造ですが、3階部分の床は木造で組み、軽量化することで基礎の負担を軽減し、建設費の減額を実現しました。

昭和初期の佇まいに暮す

建物南面のデッキを、プライバシー・防犯・通風の役目を果たす格子戸を設けることにより、夏の夜に窓を開けたまま寝ることを可能にしました。
また、格子の効果は日中、外からの視線を遮るだけでなく、部屋の中に安定した光を採り入れる事も可能にしています。

内外コンクリート打放しを基本に各階にメリハリをつけた設計を心がけた
屋上で畑をやりたいという要望からどの階からも屋上へアクセスできるように配慮した
コンクリートと木の2種類の素材のみを使って内装をシンプルに考えた

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