この住宅は、夫婦と2人の子供の為に設計された。
南道路ではありますが…各部屋に光を呼び込むのに三層吹抜の中庭を住まいの中心に据えた。
傾斜面が西側でしたので、西日を避けるために、大きめの屋根と庇で、眺望を得ました。
ガルバリウム鋼板・シナベニヤ・杉の構造材
計画地内に3棟の建物を建て、その建物の壁で微風をつかみ取る計画です。夏の昼間は海からの海風。夕方からは山からの山風。エアコンに頼らないすまいとしています。冬は、深夜電力を利用した床下蓄熱暖房と薪ストーブ、直射日光により自然な暖かさに包まれます。
立体的空間構成の使いやすさ(どの部屋に居ても吹抜越しに見渡せる)と楽しさを実感できる平面プランの練り上げ。また法的規制の厳しい中、外観デザインの検討を重ねました。
家族3人のための住宅です。敷地形状は長辺37mの直角三角形に近い形状であり、この特徴のある敷地形状をいかに読み解くかがPLANの鍵となりました。
RC打放しがご希望でした。奥行きのある敷地に対して中庭を設けることがポイントとなりました。季節ごとの陽の入り方をクライアントと検討しご納得いただきました。
1階に車3台とバイク2台、ご主人の趣味室、2階にLDKと寝室、3階に予備室と水廻りを設けた、コンクリートと木造の混構造の住まいです。
リビング、愛車の居場所、屋外テラスの床をすべてコンクリート土間とすることで、それぞれを連続させながら全体を一つにしています。愛車を眺めながら食事をしたりくつろいだり、愛車を感じながら暮らすことができます。