増築等はなく、既存空間の改修工事である。昔の民家は現在のような基礎ではなく、いわゆる玉石基礎となっており、自然石を地面に据え、その上に柱を立てている。このような構造のため、長い年月を経て部分的に基礎が下がると、当然その上に載っている柱梁も下がってしまう。
片瀬山に寄り添うような緑豊かな雛壇状の敷地に建つ二世帯住宅。隣家の高さ、道路との繋がりを考慮し、アプローチはスロープ状のブリッジからとなる。スロープ状としたのには親世帯の車いす対応、建物を低くすることによる隣家への圧迫感低減のためである。
主に絵を描かれている美術家の方の住居兼アトリエです。建築主様は仕事柄、この場所で多くの時間を過ごされるため、屋内だけでなく屋外空間も含め、居心地のよい場所をいくつかつくり、居場所を変える楽しみのある、変化のある暮らしが出来る住まいとアトリエを目指しました。
個人住宅夫婦と3人の子供たちのための住宅
個人住宅夫婦と2人のこどものための住宅 趣味の多い夫婦がそれぞれの場所をつくりやすくする事を大切に設計しています
賃貸1戸を併設した住宅。初期費用は通常の住宅よりも多く必要となりますが、家賃収入をローンの返済に回せるということで、メリットも大きなビルディングタイプです。
住み慣れた土地での建替えを希望され、また、定年され家で過ごす時間が長くなることを踏まえ、緑が大きく育った庭と、目の前が公園という豊かな環境を享受する事ができる住まいをご提案しました。
離れの屋根は瓦(南洋風の赤い瓦)その為、外壁は白州土を使い瓦の色に合うものとした。
南北に縦長の敷地で、4つのブロックを日照や通風を考慮してずらして配置したPLANになっています。南のブロックは、1階が車庫で2階床レベルを低くして北ブロックとスキップしてつながります。
外観はシンプルでありながらボリュームのある外観になっています。内部は木のあたたかみが感じられ、落ち着いた感じになっています。