建築家の設計事例
敷地の南北側には2階建ての住宅が隣接しています。 東側には隣家の庭として空いたスペースがあり有効利用を考えられますが、3階程度の建築物が建つ可能性も検討すべきだと考えました。 道路を挟んだ西側は新しい3階建て住宅と郵便局がありなかなか窓を開けられる環境ではありませんでした。 |
「座」 |
住宅のシャッターはあまりカッコ良いものではない。でも道路に面する一番目立つ部分を占めてしますのです。玄関を奥に持っていくことで道路側からのガレージのシャッター周りのデザインががすっきりとした。 |
隣地建物がせまっている為、南面と東面からの採光が難しい敷地の短所を補うよう、建物のまんなかに設けた吹抜を軸に大きなワンルームのような簡潔で自由な空間を提案をしました。直射日光が苦手という住人の意向を考慮し、この吹抜はできるだけ天空光や反射光で明るくするよう工夫を施しています。 |
門形フレームを使用して、木造でも十分な居住空間を確保しました。 |
当事務所で取り組んでいる超ローコスト住宅の『笑う家project』です。 |
中庭や通り抜け、といったパブリックスペースは儲けにならないので敬遠されがちですが、全体の利益とのバランスで実現できたことがよい成果だったと思っています。 |
◇外壁を乾式タイル貼りとし、長寿命・維持管理に配慮しています。 |
要望の庭のイングリッシュガーデンと建物を、如何にミキシングするかが最大のキーワードでした。 |
構造がしっかりしていたことと必要な広さを1階のみでも確保できそうだったのでリフォームとなりました。 |