むく板|建築家の設計事例

Studio REI の第2スタジオ。 テナントの一角。 通りから事務所の様子がうかがえるオープンなファサードは、無機質なコンクリートブロックに優しい無垢木材の温かみをプラス。 気軽に相談に立ち寄れる Café のような空間になればと… 室内のメインスペースは床に赤松の無垢フローリング。

平面形、窓配置、水周り、熱源位置など、丁寧に打ち合わせを重ねながら、ご要望に叶う間取りを計画しました。建物西側には嵌め殺し窓を計画し、季節風への対策をしつつ風景を取り込める開放感を両立させています。

東西に長い敷地に建つ2LDKの家。ベッドルームの他に、玄関に広いシューズ・クローゼット、台所脇にはパントリーと家事室を設けています。またリモート・ワークに使う書斎も設けているため、寝室の数だけを基準とした「2LDK」と表す以上の広さとゆとりを確保しています。

陽光は階段の2階から取り込み、庭に面する窓とは分けて考えました。
大黒柱を備え伝統工法の床梁組と在来工法の小屋組みのハイブリット工法です。階段下に設置したペレットストーブで家中を暖めます。

隣地擁壁が東京都安全条例がかかってくること、前面道路が狭いために斜線がかかってくることなど、隣地側とは距離をとらなければならない中で、法的にできるだけ可能な面積を確保しました。

 元々リビングに面した部屋の壁と引戸を解体し、サッシやエアコンは活かしつつ、リビングに対して障子で開いたり閉じたりできる構成の茶室とした。既存の窓を活かすため、部屋の中にまた部屋がある入れ子状の構成とした。

耐震構造上抜きにくい柱や梁も柱を移したり、梁を重ね合わせたりしてご希望の間取りに合わせていきました。簡易耐震診断では出来ないことを耐震計算をすることでプランを大きく変えることなく設計しました。

おもちゃ箱のように多くの希望があふれておられる依頼者でしたので、階段の掛け替えや吹き抜けの設置など構造まで触るプランニングを行い、夢を実現してまいりました。

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