木造|建築家の設計事例

建物内に無駄なスペースをつくらないように、ロフトであったり収納であったり居室であったりと
できるだけ空間を有効に使ってほしいとのことで
スキップフロアを採用して床下収納やロフトなどを中間階などに設けました。

バリアフリー、自然換気、メンテナンスを容易にするための長期優良住宅の取得などの主要な課題に対処し、屋内と屋外の生活体験をシームレスに統合しました。私たちのデザイン理念は、住宅内の空間に中央の中庭との視覚的なつながりを提供することを中心としており、屋内と屋外の領域の境界を曖昧にしています。

なるべく間仕切りを設けずに、どこにいても家族の気配を感じることのできるプランとしました。

この住宅はキッチンを中心に家族の趣味が点在しています。
長いキッチンの延長線上で奥様の趣味の洋裁をしたり、趣味のコーヒーを淹れたり、リビングからつながるロフトで音楽を奏でたり。生活の楽しみをキッチン廻りの空間に取り入れ提案しました。

共働きで日々忙しい若いご夫婦と子供二人が暮らすための新築住宅である。

自然が多い場所で、焚火や仕事をしながら暮らしたいという思いがつよくなり、
60年間住んできた東京都板橋区をはなれ、埼玉県に日高市に移住することを決意しました。
都内での仕事も多い為、交通の便がある程度良くかつ自然豊かな土地を1年以上探し、この土地と出会いました。

住宅は結局モノの場所とヒトの場所が敷地にただ在る状態。
謂わば倉庫や納屋である。
この住宅も倉庫や納屋の様相とし骨(構造)と皮 ( 内外壁 )、まとめあげるプロポーションを意識することでまちの在り方に接続しようと考えた。

敷地は細分化された宅地の一角にある旗竿の形状で、廻りを3階以上のマンションと住宅に囲まれている。
このような状況において、特殊な形態と一筋のトップライトにより豊かでフレキシブルな空間をつくり出している。

郊外幹線道路に面する立地のため、視線と騒音に配慮した中庭型の平屋住宅。 クールな2種類のモスグリーン色ガルバリウム外壁に温かみのあるレッドシダー軒天がアクセントとして程よく調和している。 窓が少ないクローズな外観とは一転。

ラウンドした本棚は、空間に広がりを与えると同時に心地よさをもたらします。
窓を横にスライドして存在を消すことができる開口部は、屋外と一体化した空間を作り出します。

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