木造|建築家の設計事例

室内の床仕上げは畳とし、障子、襖等、和風の建材を出来るだけ使えるように検討し、詳細を検討

4人家族のための住宅です。三方を住宅に囲まれ、もう一方は住宅地の幹線道路。そんな敷地でありながら、外と内とを繋ぐデザインを心がけました。住宅地だからこそ、コミュニティとの関わりが大切だと思います。

地域の集会もできる広い座敷、将来二世帯住宅としても使えるように家族の人数より大目の個室が求められた。敷地には十分な余裕があったためそれぞれの部屋を南面させながら東西に素直に伸びやかに並べていった。

予算を抑えるため、2間×5間の箱型のシンプルな構造としました。カウンターをメインにして1人で切り盛りしてもできるように給仕の仕方など何度も打ち合わせをしました。

南側のリビングから北側のダイニングキッチンまでを、コボットという構造材で補強し、明るく開放的にしたリフォームです。

■建物を全部変えるのではなく、段階的な再生としました。
「①保存・再生部分②改修部分③増設部分」
◇①建物の老朽化への基本的な対応②設備への基本的な対応③快適な生活への基本的対応

土壁の良さを知っていただくために実例を体験していただきましたが、それが一つの契機になっていたかもしれません。デザイン的にも居住性の面でも優れているということが理解され、方向性が固まったという感じでした。コスト面でかなり格闘しましたが、うまく射程距離範囲内に納まり、大変満足されています。

敷地の確認を依頼されて現場に行くと傾斜した木々の中の高台にスキップした2段の平場を見つけました。ここに家をプランしようとスキップフロアを計画、除草して現れた敷地はほぼイメージどおりでした。

京都市内の3階建て長期優良住宅です。
京都市内の場合、景観条例をクリアーするために様々な検討をしております。
特に今回は外壁の色やテクスチャーを決めるのに苦労しましたが
とても雰囲気の良い外観に仕上げることが出来ました。

長崎市大浦地区に建つ木造2階建の住宅。丘陵地のふもとに位置し、1階に店舗を併設する。市の道路拡幅計画により、およそ半分の敷地が買収対象となったため、建替えが計画されました。

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