和モダン|建築家の設計事例
典型的な郊外住宅地の住宅計画、建蔽率いっぱいに建てた鉄筋コンクリート2階建住宅です。道路側はプライバシーを守るため閉鎖的な壁とし、玄関ホールには自然光が降り注ぐようにトップサイドライトを設置、明るい空間となるよう工夫しました。 |
敷地は幅が狭くクランクした窓を設けにくい形状であったため、テラスや吹抜など開放的な場所を建物内に散りばめました。 |
大変な急傾斜地で且つ狭小地であることから基礎部分に相当な建築費が取られてしまうことは避けられません。なるべくコストを下げて基礎を作り、海を一望できるロケーションを生かした開放的でコンパクトな計画にしました。 |
敷地は、東京近くの住宅密集地。南側道路だが向いには3階建ての家が並んでいて、1階は殆ど日影になっています。敷地面積は63㎡と小さく、建築面積ギリギリの2階建てとする事から計画はスタートしました。 |
本計画は東西に間口5.5m×奥行32mという京都の「うなぎの寝床」のような敷地に計画されたプロジェクトです。そのため南北は建物に囲まれ非常に採光と採風が確保しにくい条件でした。そこで本計画では主要な用途を二階に配置し、凛として佇みながらも周辺環境に溶け込む浮遊する長屋を構築しました。 |
お施主さんは、青梅市で30数年洋菓子屋さんを経営してきた60代のご夫婦。 |
◾️地域に開かれた木造のワンルーム/【2022年 ウッドデザイン賞 2022 受賞】 |