和モダン|建築家の設計事例

敷地350坪に対しての建坪100坪の家づくりで、予算も限られている中で、あるべき姿を何度もスタディ致しました。
予算的に採用した建材が、得意とする自然素材が少なめではありますが、方形屋根軒天を無垢材にしたことにより、存在感がでました。

本計画地には元々築年数が不明の古民家が建っていた。現地調査の段階では既に増築やリフォームを数回繰り返されていたが、半世紀ほど前には土間の台所や薪釜、離れに厠や五右衛門風呂などがあったとの事。

地元の木材を大工手刻みで組み、竹木舞土壁を耐力壁とした伝統構法の住宅です。
施主や設計者の友人や公募で集めた人でワークショップを行い土壁の下地を施工することにより、薪ストーブが楽しめる伝統構法の家という施主の希望を叶えることができました。

二世帯住宅の計画です
起伏の多いエリアに位置する敷地は、四方を異なるレベ ルの道路と隣地に接しています。 古くから残っている大谷石で作られた土留は、目新しいものではないが、風化した表情は慣れ親しんだものであり過ぎた長い時間を感じさせるものでした。

創業55年の横浜の貸衣装店の1階売場、階段室、ファサードの改修設計を担当した。昨年の2階列席衣装売り場に引き続いてのプロジェクトとなる。主に結婚式用のフォーマルな衣装売場であった2階売り場に対し、1階は成人式用の振袖、卒業式の袴、七五三の3種類の衣装を展示する。

築120年は超えているがはっきりとした年数は分かりません。明治時代に他から移築されて代々引き継いで住んできた大切な住居だから建て替えは考えられない。「この建物を改修することに意味がある」そんなクライアントの言葉から始まりました。

お母様の住まいは、玄関は共有しつつも、別の勝手口的な玄関を設け、室内には簡易なキッチンもあり、メインの食事以外は単独で済ませることができるようにしています。

南側隣地が崖に該当し、北側道路からも2m以上高い立地条件。崖条例をクリアしながら、高齢ご夫婦にとって最も負担の少ないアプローチ位置から配置を決めていきました。

ご希望とコスト、工期のバランスを見ながら、奇をてらうのではなく堅実な構成の建物にまとめました。外壁の金属サイディングをお客様と一緒によく検討することで、他の材料や色などの決定もスムーズに進んだと思います。特にLDKは化粧梁と無垢床、クロス、タイルの組み合わせが温かい印象になったと思います。

仕切られた個室の無いワンルームに近いプラン構成と、全体をコンパクト化する事でコストを抑えつつ、内壁は全て漆喰や無垢材で仕上げました。容積が小さく連続した空間のおかげで、全館暖房も効率良く機能させる事が出来ました。

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