住宅|建築家の設計事例

建設に当たり常に地盤をチェック。当地は地盤調査の結果コンクリート杭を採用。 道路より多少敷地が落ち込んでいる関係上湿気を嫌い鉄筋コンクリートを選択、その分杭の必要性が増した。

敷地が、南側の道路よりも3メートルほど高く傾斜になっているので、傾斜に沿って建物をスキップさせて、道路から玄関、そしてL.D.Kと寝室のへとスキップさせて動線を作っています。

川の氾濫の対処に、基礎を以前より上げました。
息子さんの趣味の部屋は、別に玄関を作り、家族に気兼ねなく出入り可能としました。
趣味仲間が集まり語り合いの場として、お仕事柄夜勤もあるので、寝室として。

上海市郊外の三階建てタウンハウスの改修プロジェクト。南北に開口部を持つ両サイドを隣戸に挟まれた細長い平面で、どのように満遍なく光と風を行き渡らせるかということを考えた。

土地の高低差を利用して、地階車庫。1階にLDKとつながる「屋根のある中庭」が実現できたこと。
中庭には石張りのようなタイルを張り、LDKから見えるようにプランターで植栽を植え込み、ポーチ風でありながら屋外の「中庭」としての雰囲気が十分に味わえるようになっている。

敷地の奥行きがさほど無く、その上敷地内での段差もあり、その中でギャラリー、ホームシアター、そして住宅も、という要望に答えるために、道路からのアプローチとギャラリー、ホームシアター部分はコンクリート構造とし、住宅部分は木造にするということで、構造やさんとも打ち合わせを重ねました。

まず地盤調査、杭の設定。裏山よりの水圧に抵抗させる躯体を兼ねたRC構造、排水計画
躯体の外防水等水に対する徹底対応。光と風、遠くに見える海からの風も配慮。

老後の車いす生活を見据えたプランニングを心掛け、コンパクトながらも開放感のある空間を目指しました。
現しの梁には、お施主さんがハンモックを吊るす予定です。

建物内に無駄なスペースをつくらないように、ロフトであったり収納であったり居室であったりと
できるだけ空間を有効に使ってほしいとのことで
スキップフロアを採用して床下収納やロフトなどを中間階などに設けました。

バリアフリー、自然換気、メンテナンスを容易にするための長期優良住宅の取得などの主要な課題に対処し、屋内と屋外の生活体験をシームレスに統合しました。私たちのデザイン理念は、住宅内の空間に中央の中庭との視覚的なつながりを提供することを中心としており、屋内と屋外の領域の境界を曖昧にしています。

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